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オフサイド 子どもへの説明は「蹴った瞬間」だけ
2026/09/23 公開 ・ 2026/10/07 更新
試合の帰り道に「なんで今のダメだったの?」と聞かれて、答えに詰まったことがあります。競技規則の言葉をそのまま使うと、まず伝わりません。この記事は、子どもへの説明のしかただけを書きます。
結論
オフサイドを子どもに説明するときは、「味方が蹴ったその瞬間だけを見る」から始めます。
順番はこうです。まず走り出しは自由だと言う。次に、味方が蹴った瞬間を見ると教える。その瞬間に自分より前に相手が2人いればセーフ、と続けます。
この順番を変えると伝わりません。「走ったらダメ」から入ると、前に出る動きそのものをやめてしまいます。
- 1走り出しは自由最初にこれを言う。動くのをやめさせないため
- 2見るのは蹴った瞬間受け取った瞬間ではない
- 3相手が2人いればセーフキーパーを1人として数える
- 4触っていなくても邪魔はダメ納得しにくいのはここだけ
まず「いつを見るか」を教える
見るのは、味方がボールを蹴った瞬間です。受け取った瞬間ではありません。
多くの子はここを取り違えています。走っている最中の位置で判断していると、何度見ても分かりません。
「ボールが出た瞬間の写真を1枚だけ撮って、その写真で決める」と言うと伝わりやすいです。
次に相手を2人数える
蹴られた瞬間に、自分より前(相手ゴール側)に相手が2人以上いればセーフです。
ふつうはキーパーが1人目、いちばん後ろの守備の選手が2人目になります。同じ高さに並んでいるのもセーフです。
| 蹴られた瞬間の状況 | 判定 | 子どもへの言い方 |
|---|---|---|
| 前に相手が2人以上 | セーフ | 「キーパーと、もう1人いたからOK」 |
| 前にキーパーしかいない | オフサイド | 「キーパー1人だけだった」 |
| いちばん後ろの相手と同じ高さ | セーフ | 「並んでたからOK」 |
| 自分たちの陣地にいた | セーフ | 「まだ自分たちの側だった」 |
| ボールより後ろにいた | セーフ | 「ボールより後ろならいつでもOK」 |
実際の判定には、もっと細かい条件があります。正確な内容はオフサイドの解説ページにまとめています。
「触っていないのに取られた」を説明する
ボールに触っていなくても、相手の邪魔をしていれば反則になります。ここがいちばん納得しにくい部分です。
キーパーの目の前に立って見えなくした、相手の進路をふさいだ、という場面です。「じゃまをしたかどうか」で説明すると納得してもらえます。
逆に、離れた場所で立っているだけなら取られません。線引きは「邪魔したかどうか」だと伝えてください。
言わないほうがいい説明
教えるときに、かえって混乱させる言い方があります。私が一度ずつ失敗したものです。
| つい言ってしまう | なぜ混乱するか | 代わりに |
|---|---|---|
| 「前に行きすぎたらダメ」 | 動くのをやめてしまう | 「走るのは自由。蹴った瞬間だけ見る」 |
| 「最終ラインを越えたらダメ」 | 言葉が難しい | 「いちばん後ろの相手より前」 |
| 「ルールにそう書いてある」 | 覚える話になってしまう | 具体的な場面を1つ出す |
一度に全部教えないほうが早く伝わります。1試合につき1つで足ります。
よくある質問
Q. スローインから直接もらうのはオフサイドになりません。ゴールキックとコーナーキックも同じです。
Q. 自分たちの陣地にいるときは相手の陣地にいることが条件です。ハーフウェイラインより自分のゴール側なら取られません。
Q. 8人制でも同じですか考え方は同じです。大会ごとの細かい違いは、その大会の規定を確認してください。
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